#1. 柱 (Scene heading)

EXT. = 屋外
INT. = 屋内
EXT./ INT. = 屋内外のショットが繰り返される場合
(例:道路を走っている車の俯瞰⇄車内描写 など)

また、場所の記載の後に「 ー 」で繋いであるのは時間帯や日光の表記で

例) EXT. 新宿歌舞伎町、トー横広場 ー MORNING

DAY、NIGHT、MORNING、EVENING、SUNRISE、SUNSET 

など、照明のイメージを(一応)書いておきたい場合に記載します。

また、シーンが続いているが、場所が変わった場合は

ーCONTINUOUS(続き)

場所は同じで、時間のみ経過した場合は

ーMOMENTS LATER(少し後)
ーLATER(もっと後)



#2.エクステンション (Extension)

(V.O.) voice overの略で、ナレーションや心の声
(O.S.) off screenの略で、その人物はいるが姿が映ってない時
(CONT’D) continuedの略で、会話の途中でト書きを入れる場合は、その人物の2回目以降のセリフに
こちらの表記が入ります。(もちろん省略も可)

#3.フラッシュバック(FLASHBACK)

フラッシュバックについては
BEGIN FLASHBACK:

で始まり

END FLASHBACK:
で閉じる。柱を含む場合もありです。

複数のFLASHBACKを見せる場合は

(例)
QUICK FLASHES :

ーラーメンを食べているA
ー餃子を食べているA
ー炒飯を食べているA

BACK TO SCENE :( or BACK TO PRESENT)
と、くくるような表記にしてますが、調べたところ、ハリウッドでも厳密なルールというのはなく、
脚本家によって書き方は結構異なるそうです。

How to Write a Flashback in a Script Like a Pro Screenwriter | Script Reader Pro


また、今回、第一期の共同執筆にあたってはWriterDuetというソフトを使用しました。
https://www.writerduet.com/

このソフトでは一回書いた柱や時間帯が候補として表示されたり、コメント機能があったりして非常に便利だったので、EXT.とかINT.とか、最後に日本語で書き直そうかと思ったのですが、ニュアンスで伝わりそうだということもあり、二作品についてはこのまま記載することにしました。見にくくてすみません。

※執筆にあたってはこちらのリンさんの記事を参考にさせていただきました。
大変タメになりました。ありがとうございました。
ハリウッド式脚本フォーマットの基本

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